Why driving school is so expensive?

実はいま免許合宿中だ。結局はペーパーになりそうな気もするが、周りに流されて応募した形だ。しかし、その割には高い。合宿で25万円前後、都内で通学になると30万円近くはする。アメリカで免許を取るのに100ドル前後しか掛からないことを考えるとかなり割高だ。雪山に閉じこめられて、結構暇なので割高な理由を考えてみてみた。
アメリカとの価格差は、運転技術の要求レベルの差が主な原因だと思うので割愛する。今回比較対象とするのは、ビジネスモデルが似ている資格予備校だ。
例えば授業時間がほとんど同じのTAC税理士特例コースと比較してみたい。TACの同コースは60時間で94000円だ。通学免許の3分の一にすぎない。
仮説1:自動車学校は、自動車を揃える必要があるので高い。
自動車価格を120万円だと仮定する。車両運搬具の法定耐用年数表によると、小型自動車の耐用年数は3年なので、一年に40万円の減価償却費が計上される。また1001~1500ccぐらいの車は平均的に維持費が年間40万円かかるらしい。ということは、年間に自動車関連の支出は一台につき80万円、月間に直すと7万円ほど。月に5人が平均で一台を使うとしても、一人あたり1万弱。これでは価格差を説明できない。
仮説2:自動車学校は、マンツーマンなので人件費が高い。
自動車学校の人材募集欄を見てみよう。中堅層でだいたい35万ぐらいもらっている。車と同じく5人でシェアしているとすると、一人あたり7万円だ。さっきの自動車費と合わせれば大体10万円。これで価格差の三分の一は説明できた。
仮説3:自動車学校は、場所を取るので土地代が高い。
確かにこれはある程度の影響を与えていると思う。しかし、都内と地方の自動車教習所で通学免許の価格差があまりないことから、影響は少ないと思われる。
仮説4:自動車学校に対して、特別な制度規制がある。
いろいろ調べてみたが、よくわからなかった。
仮説1と2で、価格差の3分の一は説明できた。さて、残りの3分の一はなぜ発生するのか。ヒントは合宿免許と通学免許の価格差にあると思う。
宿代、ご飯代なども考慮に入れると合宿免許と通学免許の価格差は約10万円だ。誤解しないでほしいが、免許合宿のほうが10万円安いのだ。これは地方の同じ自動車学校が実施している合宿免許と通学免許でも同じだ。
合宿免許と通学免許の主な違いはその稼働率にあると思う。合宿は学校側が自由に授業のシフトを入れるので、基本的に稼働率はマックスに近い。しかし通学だと生徒の都合に合わせるため、昼間の時間帯はかなり空きが出ている。自動車学校は、限界費用が低いため(ホテル、飛行機と同じ)、これは価格に敏感に反映される。ちなみに指導員はほとんどフルタイムであることはインタビューで確認済みだ。
これを実証する事柄として、予約可能な日数で価格が変わることだ。日の丸自動車学校を例に説明する
(http://www.hinomaru-ds.co.jp/course/plan_main.html)。
二時限分の予約しかできないコースは、数日分先の予約が出来るコースよりも、7万円安い。
資格学校も基本的に通学免許と同じシステムなので、これですべての価格差が説明できたのではないだろうか。
肝心の教習だが、今日は坂道発進でエンストしてしまった。マニュアルは意外と難しい。あすも頑張ろう。