サルトル

「世界は醜く、不正で、希望がないように見える。といったことが、こうした世界の中で死のうをしている老人の静かな絶望さ。だがまさしく、私はこれに抵抗し、……希望の中で死んでいく。ただ、この希望、これを作り出さなければね」ーサルトル「いま、希望とは」より
これは、知の巨人サルトルが死ぬ寸前に残した言葉である。。現代社会で生きている私たちの心にも十分響く内容だ。サルトルは一生この希望を作ることに人生を費やしてきた、しかし結果はどうだろうか?彼がやったことの中には、お世辞にも正しいといいがたいこともある。やって成功したものでも、世界単位で見ると影響はそんなに大きくないとおもう。サルトルでさえこの悲惨な世界を救えないのなら、僕らに何ができるのだろうか?しかしサルトルは希望はまだあるといった。
その希望はいったいどこにあるのか?
もしこの世界を救うのは無理だとしても、少しでも理想に近づけるのが私たちの使命なのではないのだろうか?僕は希望をこう捉えた。