時間が過ぎるのは早いもので、僕がCVSに参加してからすでに7年近くたった。毎年数名の応募者のインタビューに協力しているが、ミッション1(10年後の最高のシナリオ、10年後の悪のシナリオ)の答えはできるだけ聞くようにしている。今日も何気なく面接をしていたら、7年前自分がどう書いていたか気になったので、掘り出してみた。
表面上最高のシナリオに沿った人生を送っているようだが、理想像にはまだまだ遠い。当時の熱い気持ちを忘れずに、リスクを取りチャレンジし続けるしかない。
ここに一部引用してみる
”まず、私の中での20代の位置づけは、人生のうちで最も重要な時期であるというものだ。それは、人間は20代で知能的にも体力的にも絶頂期を迎えると考えるためである。要は、20代で無茶して、死ぬぐらい働いても大丈夫なのだ。また20代で一度失敗したとしても、軌道修正し、再び勝負のリングに上がれるという点も大きい。というわけで、20代では、自分が思い描く道を信じ、ひたすらに勇往邁進する覚悟でいる。
具体的なものはシナリオに盛り込むとして、まずは少し大きな枠で、10年後の理想像について述べてみたい。3つ述べたいと思う。
まず、1つ目は、それはどんな風雨にも揺るぐことのない、超然としたアイデンティティもった人物になることである。自分はどういう人間なのか、また、どういう人間になりたいのか模索を続け、30歳では零れ落ちんばかりの強烈な魅力をもった人間になりたい。もちろん、自分が心底納得する世界観、人生観をもつことは容易ではない。これは10年後のみならず、一生の課題になるはずだが、20代でその土台をきちんと積み上げる作業を重ねたい。
2つ目は、リスクを取れる人間になることだ。リスクが取れるようにするには、当然それなりの体力と経済力が必要だが、それよりもリスクを恐れないチャレンジ精神こそ最も重要だと考える。一生に一度あるかないかのチャンスを見極め、大きなリスクをと伴うことを承知の上で、迷わず挑戦する、そんなチャンスを見逃さない嗅覚と、決断力に優れた人間になりたい。
最後に、夢を常に追い続ける30歳でありたい。たとえ状況が安泰していようが、はたまた救いようのない状況に陥ったとしても、常に新しい目標、夢を目指し、時代を駆け抜ける人になりたい。そう、男はLet’s note並にタフであらねば。夢を失った瞬間、人生もそこでThe Endである。
次にこの10年の最高のシナリオについて述べる。
まずは来年に控えている就職活動で、目標としている就職先に合格する。今のところ、外資系コンサルまたは投資銀行を考えている。そこで経験を積み、ある程度業界の様子が分かってきたら、会社のお金でアメリカに行き、MBAを取得する。これは入社3年後、つまり初回の昇進が行われたあとのタイミングにしたい。アメリカでは、人種のるつぼといわれるほどの多種多様な文化を五感を通じて学び、MBAではその後の糧となるような、人生最高の仲間を作りたい。もちろん英語も自由に使いこなせるようになることが、その後の人生において必須条件だと考える。日本に戻った後は、元の会社に戻るか、もしくはヘッドハンティングされて大手企業の管理職になってもいいだろう。重要なのは、会社の中でより多くの仕事を任されるようになることである。そこで経験を積み、資金も貯めていこう。最終的には投資ファンドに入り、30代で自分のファンドをもちたい。
”
Category: CVSとアメリカ
Hong Kong Trip
さきほど4日間にわたる香港の旅から帰ってきた。
一人旅がなれた僕にとって、いつもと違う体験ができてよかった。
香港は活気に溢れ、西洋と東洋の文化が渾然として一体をなしていた。
マカオは、ラスベガスを越えるギャンブルシティを想像していたが、まだまだだとおもった。投資するお金だけではなく、長年蓄積された洗練された文化のほうが重要かもしれない。
北朝鮮の口座凍結で有名な「バンコ・デルタ・アジア」
シンセンではなぞのスパにとまる。そのスパには、時間や持ち物の概念がなく、ただただ楽しむことにフォーカスされている。そのコンセプトに驚くとともに、それを実現させた中国の人件費の安さに圧巻された。
毎日英語、日本語と中国語を入れ混じりながら使っていたので、とてもよい頭の運動になった。一つの言語を習得するのは、感覚が一つ増えたぐらいすごいことだと思った。
Museum in NY
ニューヨークに居る間グッゲンハイム、MOMAとメトロポリタンを見て回った。まるまる3日間を使っても満足するまで鑑賞することが出来なかったのだが、ニューヨークはこれら以外にもまだまだ美術館があるというのだから驚きだ。特にMOMAとメトロポリタンに関しては量と質の面で、日本国内でこれに対抗できるものは存在しないだろう。メトロポリタンに関してはすでに美術館の領域を超え、人類の文化を時間軸で示す大きな博物館としてとらえることが出来ると思う。世界各地のそれぞれの時代において代表的な家の内装をそのまま再現しているところがすごい。これらを一気に3日間で見てしまうと若干消化不良を感じると同時に、お金を払って上野に行く気を失ってしまう。
展示品のレベルは行くまえからある程度予想がついていたのだが、その他にもいろいろと発見があった。最もびっくりしたのはほとんどの展示品は撮影可能と言うこと。みんなカメラを持参して美術館に来ている。フラッシュさえたかなければ展示品に対する損傷はないし、個人目的に撮影しても法律的に問題がないのだろう。個人的にはいちいち撮影するよりも、画集を買った方が早いと思うのだが。
グッゲンハイム
MOMA
メトロポリタン
また館内が非常に広々としていて、美術館自体一つの展示品となっていること。見る側にとって、非常に気持ち良くじっくり見たい物を見られる。また学校や施設の団体客が非常に多い。小さい子供たちが色鉛筆をもって、ピカソの絵を一生懸命模倣しているそばで、先生が静かに見守っている。なんと贅沢な学習方法なのだろう。きっと彼らにとって美術館はもっと身近な物なのだろう。
最後に特筆したいのが、充実すぎるぐらいの付属ストア。とくにMOMAのストアは、世界各地からクリエイティブな製品を集めて販売していた。ストアを見るだけでも十分楽しめる。日本からは無印の商品が集まっており、日本の定価の3倍ぐらいで販売されていた。メトロポリタンの美術館はストアのみで、ブリジストン美術館なみの大きさはあったと思う。
全体的に思ったのが、アメリカの美術館はすでに絵を展示するだけの段階をおえて、見る側の視点に立った経営をしているということ。そして各美術館はそれぞれの特徴があり、うまくそこを生かしていると言うこと。北京に行った際時間があったら、中国の美術館とも比較してみたいと思う。
Impression about NY and DC
空港でフライト待ちしている時間を利用してNYとDCに対する印象を簡単につづろう。
先ず最初に言えるのが、ロスを見ただけでは決してアメリカを見たことにはならないと言うことだ。NYに比べれば、ロスは単なる大きな田舎にすぎず、階級が3ぐらい違う。もちろんロスにもロスの良さがあるが、アメリカ的という観点からするとNYに1票だ。
まずは見た目の建物からしても、日本の新宿高層ビル群みたいなコンクリートの固まりがマンハッタンを充満している。都庁なみのビルならそこら辺いっぱいにある。アメリカの底力を感じさせてくれる。さすが世界王者といった感じだ。特にタイムズスクエアは、圧巻である。善し悪し、思想主義を考える前に、その存在自体に感動してしまう。
またNYは芸術の都でもある。美術館に関してはまたくわしく述べたいが、上野で1300円はらって人混みの中鑑賞するのが本当にバカらしくなってくる。ブロードウェイも立派な物だった。日本の劇団四季も好きだが、あれだけの劇団が一カ所に集まり毎日公演しているのはさすがだと思う。それとジャズバーも最高だった。Miles DavisやJohn Coltraneとかが本当にそこでライブをやっていたというのはすごすぎる。
ここまで書くと、NYが夢の国のように見えてくるが、そんなことは決してない。LAにくらべ、目に見える差別が大幅に増えた。公共施設の状態はぎりぎり使える程度で、地下鉄は薄暗い上ネズミが走り回っている。また夜の街は治安が悪そうだ。しかし、不思議にもNYはちゃんと成り立っているし、それらが一種の魅力にも見えてくる。
それと比べてDCは胡散臭さを隠せない。もともとぼくは中央政府とかあまり好きではないのだが、単なる行政都市というのはあまりにも人間味に欠ける。それなのに、むりやりプラスの方向に持って行こうとする努力が気に入らない。スミソニアン博物館群は確かに立派だが、来ている人はほとんどが白人で、郊外に行くとどこからか黒人がわいてくる。地下鉄はかっこいいが、サービスが最悪だ。ホロコースト博物館などには感銘を受けたが、展示にはアメリカ中心の価値観が見え隠れする。
寝不足と疲労が重なりまとまりのない文章になってしまった。日本に帰ったら、美術館について詳しく書こう。
Something about CVS
一ヶ月半にわたるCVSが昨日終わった。人はよく「あっという間に」という表現を使うが、CVSは本当にあっという間に終わってしまった。いろいろと考えていたのだが、インストラクターの方からのメールが自分の考えと合致していたので、まずはそれを見てもらおう。
1)諦めないこと:CVSを受験したことを思い出してください!諦めないから何かが生まれてくるのです。素晴らしいものは簡単に手に入らないものです。
2)挑戦すること:慣れない国で、さまざまなミッションをこなすこと、サルサダンス、LAマラソンを思い出してください。挑戦することにより、自信がうまれてきます。
3)ハートの大切さ:CVSで大切なことは人生でも大切なことだと思います。最終的には頭ではなく、ハートが重要なのです。映画のジェリー・マクガイヤーを覚えていますか?
4)模索する中で見つけること:困難な問題の先にはかならず何か大きな成果があります。そして困難なこともやり方を決め、バイトサイズで噛み砕いていくことにより段々と見えてきます。サンタモニカテーリングを思い出してください。
5)チームによる力:CVSを勝つには最終的にはチーム力です。チームであればより大きなことを達成することができます。そしてチームの仲間と支えあって力を出していくことに勝つこと以上の意義を見出します。そんな意義を見出したチームは必然的に結果を出していくのです。これは社会でも同じです。料鉄、オペレーションズレース、バトルテニス、ビーチバレーを思い出してください。
6)リーダーの大切さ:リーダーがいないとチームは動きません。リーダーがどう動くか、どう判断を下すのか、どうチームを導くのかによりチームの将来が決まり、チームの将来がないと、メンバーはHAPPYではなくなります。リーダーの重要性、リーダーのあるべき姿、責任感、そしてリーダー同士のネットワークの大切さ、社長会を思い出してください。
7)お金の管理:ビジネスの基本はお金を管理することです。どのように資金を調達し、どのように用いるのか、そしてそれを記録して、報告し、運用することはビジネスの楽しい部分です。でもそのゲームを楽しむのに、お金の運用を知っていることはMUSTです。会計は簡単だし、生きている限りすべての生活に関係することです。CVSで帳簿をつけたり、株主に報告したり、夜遅くまで必死に帳簿作成をしたことを思い出してください。
8)コミュニケーションの大切さ:コミュニケーションをとることにより意見を交換し、共通点を見出し、あらたなIDEAが生まれます。特に異文化の中でのコミュニケーションはとても大切です。ヤードセール、ネゴコン、そしてメキシコビジネスコンテストを思い出してください。
9)アドバイスを受けること:人間は生まれながらにしてエキスパートの人は居ません。うまくIDEAを聞き出すこと、そしてそれを信じてアクションを取ることの重要性。頭をやわらかくし、オープンマインドで望むことは大切です。そしてそれは若者の強さ、年をとったらなかなかできなくなることです。できれば個人面談で話したことを思い出してください。そして、料鉄のゲストや、出会った人から聞いた話を思い出して下さい。
10)不完全なものの中に完全なものを見出すこと:CVSはある意味自然の中に生まれてきたような側面があります。すべてが準備されていたわけではなく、毎回何らかのトラブルがあります。それを乗り越えることで成長し、進化しています。不完全なもののなかで、自分がどうするか、どう働きかけるかにより、自分が完全に近い形に成長していくのだと思います。
以上は、僕がCVSで学び取ったすべてを語っていると思う。逆を返せばこれらしか学んでいないとも言える。例えば、今回のCVSで僕はスキル面でほとんど成長していないと思う。様々なクラスがあったが、実践では知識よりスピリットが要求させた。もともと参加者の中で、僕のスキルが比較的上位だったのも原因の一つだと思う。
そこで僕は考える。大学に入ってから、僕はスキル面での成長ばかりに目を向け、キャラクターを意識的に磨いてこなかったのではないだろうか。これはたぶん正解であろう。そして僕がキャラクターを磨く良い機会として、僕は次期CVSのリクルーティングのリーダーを務めることになった。CVSのリクルーティングは全国各地で説明会開き、そして100名近くの応募者から24人の参加者を選抜する。キャラクターを磨くことは、僕が就活までの一つの課題となるだろう。
Security Check and Abercrombie & Fitch
CVSが終わり、いまロスの空港で搭乗待ちだ。夜にはもうニューヨークに着いているだろう。CVS関連のことは後で書くことにして、今日空港での出来事から書こう。
前々からアメリカのセキュリティーチェックは厳しいと聞いていた。チェックインするとランダムにチェックのレベルが割り振りされ、SSSレベルだと個別にチェックされると。自分の搭乗券を見たとき思わず自分の目を疑ってしまった。なんか係員が不気味な笑顔をしていると思ったら、チケットにSSSSと書かれているではないか。当然のことながら僕は個別に部屋に連行され、念密なボディーチェックと荷物検査を受けた。その結果アルコールが見つかったので、それはまた違うバックに入れ替えて僕はもう一回チェックインすることになった。総所要時間30分強、貴重な体験をした。
ところで昨日はロスにいる最後の日だったので、買い物に出かけた。Graveというショッピングスポットにいったのだが、まるでテーマパークのようだった。特筆すべきなのは、アバクロである。アバクロはアメリカの代表的なカジュアルブランド。そのお店の中は、アバクロワールドがあった。まずお店の前にアメリカ的な美男美女が充満している。男は上半身裸で肉体美を誇示していて、女の子はセクシーな格好で出迎えてくれる。お店の中にはいると、バーのような照明で、ノリの良い音楽が大音量で流れている。内装はまるでUSJのアトラクションのようで、店員さんはさらに洗練されている。そして、すべての装飾品に出てくる人間と店員は白人のイケメンと美女しかしない。フェニズムや人種差別を考える前に、アバクロに吸い込まれてしまう僕が居て、思わず物を買ってしまう自分が居る。商品だけではなく、お客様を楽しませることをここまで追求する企業は初めて見た。日本にはまだ進出していないらしいが、今後日本のアパレル業界の進むべき方向性のの一つを示していると思った。
Mexico
僕はいまメキシコにいる。正確に言うとメキシコからアメリカへ帰る飛行機の中にいるのだが、気分的にはまだメキシコだ。
アメリカに来てからというもの、多忙な生活を送っていた。充実しているか、なにかを学び取れたかは別として、とにかく忙しい。LAマラソンを5時間20分で完走したり、日清USAの企業訪問をしたり、バレーボールをしてみたり。スケジュールがすでにスタッフに決められているから、与えられたミッションを淡々とこなしていくしかない。自分で物事をじっくり考える時間はほとんどないし、自由に行動できる時間はもっと少ない。こんな状態に思わず疑問を抱いてしまう。それでもベストの選択肢は、残りのプログラムを全力でこなすことだろう。
プログラム参加前にいくつかの目標を立てたのだが、最も難しいのはやはりチームマネージメントだろう。自分と全く違う人間と一緒に、決められた時間の中でできるだけ高いパフォーマンスを出すのは至難の業だ。実際にプロジェクトをこなすとき、いままで学習した理論は力を失ってしまう。唯一の学習方法は、出来るだけ多くのプロジェクトを実際にこなし、そこから経験を得ることだろう。
メキシコについて若干書こう。メキシコは僕が思っていたよりも遙かに近代的だった。裏を返せば、それだけ完成されていて楽しみがないということにもなる。街の至る所にグローバル企業の広告があり、世界的なフランチャイズが氾濫している。地下鉄も整備されているし、国民の民度も高い。だが、迫ってくるような熱気はない。僕の中では、ラテンのソウルといったところだろうか。
しかし、メキシコの貧富の格差にはびっくりした。所得の低い60%の人たちは、全体の1%の富しか握っていないらしい。メキシコ人から聞いた話なので、どこまで正確なのかわからないが、たぶん本当なのだろう。しかし、町中を見る限りそんなに所得の低い人はいなかったと思う。ホームレスもほとんど居なかった。メキシコシティなどの大都市は比較的裕福な人が集中しているのかもしれない。
今回メキシコに来た主な目的は、現地の大学生とジョイントベンチャーを作ることである。メキシコ学生の知的レベルはともかく、経済レベルにはびっくりした。私立大学の文系学部でも一年の学費が日本円でおよそ150万円。身につけている物や普段の金使いを見る限りは、かなりの金持ちだと思われる。学校の内部の設備も相当整っていて、僕の大学のレベルを遙かに超えていた。緑化や彫刻などの面を総合的にみると、日本でこれほどの大学はないと思う。肝心のジョイントベンチャーだが、僕のチームは見事に優勝した。自分がリーダーになってから初めてのビックイベントだったので、正直うれしかった。
最後にいくつかの写真を載せよう。
Four Windows and etc
昨日は久しぶりの休日で、普段ではなかなか出来ない時間の過ごし方をした。
まずは、チームメンバーが『ジョハリの4つの窓』を用いて、他人の長所と短所について意見を述べ、それに対して今後コミットメントするという作業を行った。
僕の良いところ:積極的に仕事をこなす。すべての分野に対し、卓越したスキルを持っている。豊かな発想力。分析力が優れている。他人の意見を聞き入れることが出来る。
僕の特徴:物事をはっきりいう。
僕の改善すべき点:喋るのが早い。一度伝えたことは聞き返さない、一回で理解する。時には周りを振り切って、主張するべき。信念を持て。
チームに対する目標:チーム全体のパフォーマンスを最大化する。
個人としての目標:接しやすい人間になる。
これに対するコミットメント:人と話すときは、わかりやすく伝わるようにする。自分の意見を聞いた後、他人の意見を聞き出す。ピンチの時は、多少の強引さも必要。
僕たちのチームは、最近波に乗っています。アニュアルレポートを見ていただければ、概要がわかると思います。
Annual Report-Lion Heart for win.pdf
夜はダウンタウンに繰り出して、「Who’s Afraid of Virgina Woolf」という劇を見た。コメディなのだが、さっぱり笑えない。しかし、周囲のアメリカ人は1分間に3回のペースで三時間笑い続けていた。内容はだいたい理解できたのだが、どこが笑えるのかがよくわからない。文化の違いなのか、それとも条件反射的に英語の意味をくみ取らないと行けないのだろうか。あまりにもつまらないので、ホールの外に出ていたら、係員の人に声を掛けられて舞台がよく見える良い客席に座らせてもらった。理由は不明だ。
劇が終わったあと、純豆腐をい食べにコリアタウンへ向かう。今回のインストラクターにおごってもらったのだが、いろいろ貴重な話が聞けた。彼はデロイドの現役コンサルタントで、パートナークラスだ。彼曰く:
1、戦略系のコンサルタントでも、現場を重視すべきであり、泥臭い仕事から逃げてはならない。その点で、日本のコンサルはアメリカに劣っている。
2,自分の強みとなるバックグランドをもつ。できれば、米国公認会計士。
上を目指して頑張ろう。
Team management
今回のCVSにおいて、僕の大きな目標の一つはチームワークおよびリーダーシップを鍛えるである。いまチームにおける僕のポジションはCFOであり、財務諸表の提出や税務上の計算を中心に行っている。それとはまた別に、出来るだけチームの総合パフォーマンスを高めることにも腐心している。実践から学び取ったことについて書きたいと思う。
チームマネージメントのコアは役割分担である。これがうまくいくか行かないかで、チームのパフォーマンスが大きく影響される。現時点で一番だと思うやり方は、まず最初にチーム全体で方向性を確認して、それ以降はタスクを割り振り個人で行動することだと思う。もちろん、個人間の意思疎通が図れている必要がある。例えでいえば、皆が劇の役者さんになったような物であり、単に役割を履行しているのではないのではない。
そこでチームが成熟してきて、阿吽の呼吸で意志が伝わるようになってきたら、ほうれんそうよりもアカウンタビリティーに移行する必要があると思う。責任感でもって、積極的にチームの貢献するのだ。そして重要なのが、最後の責任はCEOが取るということだ。そうしない限り、アクシデントには対応できない。緊急な場合は、やはりトップダウンが必要だ。
余談だが、LAは先日最高温度が30度を超えてしまった。この季節で海に行けるのだ。今泊まっているところから、30分走れば海岸沿いに行ける。せっかくなので写真を載せておこう。
The challenge to limitation
LAでの日々は想像以上にハードだ。就活で外資系コンサルに受かった先輩が、今までこれほどハードな日々を体験したことがないといっている。体力的にも、精神的にも、限界への挑戦といえる。この臨界状態はまさに僕が求めていたことであり、その中から日常では学べないことを学んでいると思う。
僕たちは会社形式でチームを組み、いろんなミッションをこなしている。チームのブログがあるので、それを紹介したいと思う。http://ameblo.jp/cvs-lion-heart
僕たちのチームのポイントになるので、コメントをぜひともお願いします。ありがとうございます。