Staff of LUCK FACTOR

ラックファクターの5期スタッフをやることになった。ラックファクターは、言わずと知れた就活団体。最後に団体紹介を載せておきます。
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ラックファクターのOBと同期は、22歳から25歳ぐらいまでの日本で一番ハイレベル層であると言っても過言ではないと思う。そのコミュニティで人脈を発展させたいというのが、ぼくの主な加入理由である。すでに一週間ほどスタッフとして活動しているが、みんな本当に「デキル」やつばかりだ。2010年卒業の皆様、僕たちのイベントを楽しみにしていてください。また、09年度外銀マーケットサイド内定の方で、スタッフに興味がある方は僕までご連絡ください。
<ラックファクター団体概要>
【組織名】
ラックファクター(英語表記 Luck Factor)
【構成人数】
25人(OBスタッフ:19名、現役スタッフ:6名)
【スタッフ就職先一覧】
起業、ゴールドマン・サックス証券、モルガン・スタンレー証券、メリルリンチ日本証券、リーマン・ブラザーズ証券、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループ、アクセンチュア、ドリームインキュベータ、P&G、三菱商事、三井物産、東京三菱UFJ証券、SONY、野村総研、リクルート、日本テレビ、サントリー、オトバンク
【設立】2004年8月
【サービス内容】
就活生向け勉強会・交流会、内定者向け交流会・勉強会、社会人向け勉強会、企業向け採用イベントの企画
とある。
2004年8月,「デキルを見つける」をコンセプトに発足.金融・コンサルを中心に,6つの業界から意識の高い学生が終結.「未来の最強ネットワーク」構築を目指す.交流会・勉強会の2軸を中心に,様々なイベントを主催,質・規模ともに国内有数の学生団体に成長.構築した人脈・就職に関するノウハウを駆使し,採用コンサルティングサービスを複数の企業に提供している.  ー「外資系への道標」より

Finally, it has ended

Kearneyでの一週間JOBが無事終了した。これで昨年の6月頃から始まった就活はやっと終わりを迎えた。
Kearneyの雰囲気にこれといった特徴はない。全体的にカラーが薄いのだ。まぁ、そこが特徴なのかもしれないが。あえて言うと、いい人が多く、日系のシンクタンクに似た感じがする。見た目は本当に普通で控え目で、話し始めるとちょっと癖ある。
コンサル的には、実行可能性とフレームワークのかっこよさでバランスが取れていて、さすが常駐型といった感じだ。
今回のジョブはチームではなく、ひとりで行うものだった。思い起こせばコンサルジョブもこれで4回目。N社のときは4人チームだったのに、回数を追うごとに人数が一人ずつ減っている。
ひとりでジョブを行うことで、自分の強みと弱みがいやでも見えてくる。僕は特に一人ジョブに向いていないらしく、チームワークの素晴らしさをしみじみと感じた。
僕は一定以上ファクトを集めると課題の結論が見えてくる。でもその結論はロジカルに導かれたものではなく、ぼくの発想力で出したものだ。その結論が本当に正しいかどうかを掘り下げる能力と気合が、いまの自分に足りないと思う。
また僕は自分が一回判断した結論に対して、変更を加えようとしない。調べていくうちに新たなファクトが生まれているにも関わらずだ。自分で作り上げたものを打ち壊すのはつらいが、それに耐えることで成長があるのだと思う。

Private remark on Job Hunting

僕なりの就活に対する考えを述べたいと思う。
事実に基づき、就活生にとって有用であることを意識したい。
率直な考えを書くつもりだが、信じるかどうかは読者の判断にお任せする。また僕は外資コンサルと投資銀行しか受けていないので、日系を受ける人にとっては全く参考にならないかもしれない。
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●就活の事実:就活の勝負は、就活前から決まっている。
考えてみれば当たり前だ。ダメ人間が、自己分析と筆記試験を必死に頑張ったところで、どうにかなるわけではない。就活で理想の就職先に決まるのは、ファンダメンタルな要因が8割だと思う。これは僕の経験からして正しいと思う。
だが、就活生の大半は大した実力の差がない。そのレベルではテクニカルな、いわゆる就活対策が役立つ可能性はまだ大いにある。
●就活する上での基本的な考え方:選択と集中
一人の力には限りがある。多くの会社にエントリーすれば、それぞれの会社に割けられる力は小さくなる。いくらエントリーシートが使い回しできると言っても、時間はやはり掛かるものだ。面接の段階になると分身術でも使わない限り無理になる。就活にかける時間を減らさずに、エントリーする会社の数を減らすだけで、内定への道はグット楽になると思う。いわゆるトップの就活生には、本命一社しか受けない人も少なくない。
●就活で重要なこと:「強みと弱み」、「ビジョン」
就活対策本にはいろいろ書いてある。それを全部こなせればすごいと思うが、たいていの人には無理だと思う。ぼくも例外ではない。
そこでぜひともやってもらいたいのが、「強みと弱み」分析と、将来のビジョンをはっきりさせることだ。あとは自分の状況と志望業界に合わせて追加すればいい。
「将来のやりたいこと→いまやりたい仕事→志望業界→志望企業」、その上に自分の強みと弱みを重ねてみる。エントリーシートはこれで書けると思う。
●就活は自分で考えて動け
就活は疲れる。周りの人たちについて行っているうちに、変てこセミナーと勉強会の嵐にのみ込まれる。その中でも時間を絞って、OB訪問などを精力的にこなす人たちがいる。本当にすごいと思う。
だが方法論が間違っていれば、いくら頑張ったところで目的地には到達できないという事実を覚えてほしい。自分の入りたい企業に入るために、本当になにが必要なのかという事実をとことん考えることが、効率的な就活につながる。セミナーに参加して、就活しているつもりになっている人たちが、一番危ない。
●就活の大きな流れ:ES→筆記→面接→内定
個人的な意見だが、ESと面接は基本的に同じである。つまりESの内容がきちんとしていれば、面接で落ちることはまずないということだ。だから、ES(「強みと弱み」、「ビジョン」)を考えることは非常に大事である。
筆記は努力あるのみ。コンサルみたいなハイレベルはともかく、たいていの筆記は頑張れば、どうにかなるものだと思う。
最終段階の面接、またはインターンになってきたらあとは相性の問題だ。ありのままの自分をさらけだして、その会社で働いている自分をイメージしよう。ミスマッチングは、会社にとっても自分にとっても悲しいことだ。

M or B

コンサルB社でのインターンが終わった。M社と比較してみたいと思う。
M社:
ビジョンとパッションに満ち溢れている
おしゃべり好き
変なプライドがある
グローバル
一年目をBuiness Analystと呼ぶ(ちなみにその上がAssociate)
プロジェクトをStudyと呼ぶ
B社:
なんとなく感が漂う
聞き手に回ることが多い
若干アウトローな感じもする
ドメスティックというか、本当に外資?
一年目をAssociateと呼ぶ
プロジェクトをCaseと呼ぶ
いずれの会社も、頭の切れは抜群。
人の好みはあるだろうが、全体的に見たらやはりMの優勢だろう。
これでコンサルのジョブも3回目だが、やればやるほど自分の弱みが見えてくる。入社までの日々を有効に使いたい。
MとB両方を体験できたことはうれしい。来月カーニーのジョブで、また両社と比較してみたい。

Professional declaration

コンサルティングファームM社のオファーレターに本日サインした。
遊びすぎて卒業できないとか、火星人に誘拐されたとかしない限り、09年の春にコンサルタントデビューを果たすだろう。
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自分が本当にコンサルとしてM社でやっていけるのかという不安もあるが、それよりもわくわく感のほうが大きい。
やっとプロフェショナルとして、社会で活躍できるのだから。
自分をしっかりと持った、素敵なコンサルタントになりたいと思う。
そのためにも来年の予定をしっかり考え、充実した一年にしたい。

Impression on Mckinsey

M社での一週間に亘るインターンが終わった。
生まれて初めてというぐらい、レベルの高い議論を尽くせた。
優秀な社員、インターン生と仕事をする中で、今まで見えなかった自分の強み・弱みがいろいろと顕在化してきた。
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弱み:ロジカルシンキング。特にイシューツリーの末端に行くにつれて、ぼろが出始める。ダブりはあまりないが、モレている場合がほとんど。議論している対象を細分化してみれないこともかなり痛い。
強み:スピード感。特にアイデア勝負になると、他を圧倒するスピードで、ある程度の質があるアイデアを量産できる。
来週は同じくコンサルのB社でインターンすることになっている。両社の違いに注目してみたい。

Office complex, female senior high school student and subprime loan

Canicula のニュースの視点 Vol.4
●都心のオフィスビルの賃料が高騰している。この4年間で2倍になった。
最近のオフィスビルの多くは証券化されている。とくに三井不動産が手がけるものは、ほとんど証券化だ。ほかの多くのビルは、外資ファンドの傘下にある。これらは賃料高騰の一つの理由ではないか。
東京のオフィスビルの賃料と超高級ホテルの宿泊料はバブル以降、他の国際的な大都市に比べかなり割安な水準であった。それゆえに、多くのお金が流れ込んだのだと思う。それらのお金は需給関係を軽視していると思う。賃料がほぼ適正価格に近づくにつれて、オフィスビルの緊迫状態はより解消されにくくなるだろう。
●女子高生にターゲットを絞ったサービスがいろいろと成功している。
「プリクラ」、「前略プロフィール」、「モバゲー」など。女子高生の平均お小遣いは一万円程度だが、そこにターゲットを絞り徹底的なマーケティング活動を行うことで、大きな収益が期待できる。
マーケットボリュームの関係でいままで無視されてきた市場が多々存在するが、圧倒的なシェアを取れば、十分に利益は確保できるはず。
開発経済学の「Bottom of the pyramid」にいる人たちにも応用できると思う。
●中国系銀行が米国に照準
格付け機関の格下げなどにつれて、サブプライム関連商品の価格が10月でさらに大幅に下落した。それに合わせて投資銀行はまた大きな評価損を抱えることになった。特に日本の銀行は、取ったリスクと純利益額の割には、損失が大きいと思う。一部信用金庫にも問題は波及しているそうだ。しかしトップの責任を問う声が全く聞こえない。米国事業を全面撤退すればいいということではないと思う。
一方で、中国のCITIC証券はベアスターンズの6%の株式を取得。民生銀行は米UCBHの株式9.9%を取得。母体の強さでは、明らかに中国の銀行より邦銀のほうが勝っている。この機会をグローバル展開のトリガーにすればよかったのに、すっかり日本に閉じこもってしまった。市場がベアな時に、買うのは証券市場の鉄則だと思う。

Job Hunting LIVE

コンサルのWinter JOBも決まってきたこの頃。
よく聞かれるので、就活の戦況実況を。
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JOB:
Mckinsey & Co 11/15-21
Accenture 12/2-6
二次面接:
Monitor Group
一次面接:
Boston Consulting Group
A.T.Kearney
Dream Incubator
これでエントリーをしているすべての会社。
MckとBCGはぜひとも押さえたい所ですね。

Experience note on "Joost"

Canicula のニュースの視点 Vol.3
最近米国を中心にフィーバーしているインターネット番組配信サイト「JOOST」を試してみた。
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まずはサイトからソフトをダウンロードすることから始まる。インストールするとユーザー登録に進み、その後番組が見られる。
印象的にだったのが、画面の質。番組自体は画質はもちろん、ソフトの作りも非常にクリエイティブ。それに加え使い方がシンプルで、動きも滑らかだ。
番組数は1万五千を超え、CBSやMTVなどの「ちゃんと」したテレビ番組が視聴できる。
思ったこと:
1、メディアの配信と作成を分けて考えて、ネットを活用している点は評価できると思う。ポストモダンの時代だと騒がれ、ネットにより皆が記者になれるような風潮があったが、そんなことないと思う。「オーマイニュース」を見ても、「ユーチューブ」を見ても、お遊びの領域を脱していない。しっかりとしたインセンティブとフィードバックのシステムが整わない限り、メディアのアマチュア化はこれ以上進まないのではないか。たぶん「JOOST」の創作者もそう思ったのか、「JOOST」ではプロが作った高品質の番組を中心に楽しめる。その一方で、配信において「JOOST」は「PtoP」という技術を使っていて、サーバ負荷を分散させている。これこそ、ネットの本来のバリューだと思う。
2、メディア産業と協力しなければ、ネット配信は発達しない。話題の「にこにこ動画」や「ユーチューブ」を見ても、結局ニッチなものである。人気なものは、テレビ番組のパクリで、明らかな著作権侵害だ。著作権が保たれないと、製作者のインセンティブがなくなり、いつまでたってもニッチなままだ。テレビ局を株主に構えた「JOOST」はとても強いと思う。
3、ネット配信は、メディア界に新しいビジネスモデルをもたらす可能性がある。今までのテレビは、否応なしに流れてくる映像を見ていくというばかばかしいものだった。だが、ネット配信により、人々はどこでも時間を気にせずにテレビをみることができる。いままでの視聴率やゴールド時間帯などの概念が完全に覆される。こうしたカスタマイズされたサービスというのは、顧客のセグメンテーションにつながり、広告業界にも大きなインパクトを与えるだろう。いずれにせよ、ネット配信が普及すれば、既存のテレビ業界の常識は通用しなくなる。

Subprime lending and real side of economy

Canicula のニュースの視点 vol.2
全体に引き続き、サブプライム問題を取り扱ってみたいと思う。
先月から今月にかけて大手投資銀行の決算が続々と出ている。
堅実だと思われていたモルガンスタンレーも損失を出していたし、UBSはなんと3960億円の損失をサブプライムで出した。ちなみに、トヨタの連結経常利益は一兆円である。
そして、米国の各種指標も徐々に良くない方向へ転じている。
雇用統計では4年ぶりのマイナスを記録している。
また、大型の買収案件の行き詰まりも顕在化している。
その中で、ただ株式市場だけが堅調に上昇を繰り返している。
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一般的に、株は将来の経済状況を反映しているといわれている。
ということは市場のコンセンサスとして、「実体経済の未来は明るい」、というメッセージがあるのだと思う。
確かに、いまの世界経済は30年ぶりの景気だといわれているし、日本の企業にしても業績はかなり好調だ。また、サブプライムが経済全体に占める割合は、数値上それほどのインパクトはない。
だが僕は、想像以上にサブプライムが実体経済に与える影響は大きいと思う。
ここの数十年で企業は銀行オンリーの資金調達を相当多様化してきた。日本においても、資本コストや株主利益といった考え方が徐々に浸透し、それに関連したマーケットも形成されてきた。
これが意味するところは、企業は銀行からの縛りを解いた対価として、金融市場に大きく影響されるようになったということだ。
資金調達以外にも、資産運用を積極的に行う企業も増えてきている。金融市場の流動性低下は、以前よりはるかに大きな打撃を企業に与えるものだと思う。
それ以外にも、企業の本業でもファイナンスが大きくかかわるようになってきた。たとえば、アメリカの消費者は住宅の支払済みローンを担保に、クレジット消費を繰り返す。そこで住宅の価格が下がると、消費(とくに大きな買い物)が落ち込み、企業に決定的な影響を与える。
つまるところ、市場のコンセンサスはまだ昔のパラダイムで形成されており、本来の状況をうまく織り込んでいないのではないかと思う。
もうひとつ注目に値することは、新興市場がほとんどサブプライムの影響を受けていないのだ。むしろ、先進国から逃げてきた資金が流れ込み潤っている。それを実証するのが、先月の中国と台湾の利上げだ。アメリカの利下げとは非常に対照的である。
お金に国籍はない。ここまで一体化した世界の金融マーケットを、先進国の中央銀行の連携だけで乗り切れるのかどうか疑問である。
法律的な問題(独占禁止)なども含めて、世界的な経済調整機構(欧州中央銀行の世界バージョン)が誕生することを期待する。