昨日ケネディスクールで開催されたHarvard China Nightというイベントに参加した。隣に座っていた中国国費派遣の留学生と雑談。
中国には共産党幹部の育成の為に党学校(パーティスクール)というシステムが、彼に言わせるとケネディスクールが第二の党学校になっているそうだ。15年前くらいから、ハーバード大は戦略的に副部長級以上(日本的には副次官?)かつ将来出世しそうな共産党幹部をケネディスクールにフェローとして招待しているとのこと。現在では副総理クラスでも、ケネディスクールの卒業生が数多くいるらしい。ちなみに、学費は中国政府が出しているらしい。
昨日基調講演したのは、日本のDBJに相当する国家開発銀行の元総裁。98年にハーバード大でPhDを取り、いまケネディスクールのフェローである。その他にも中国版SECのNo.2など、中国国内ではめったに会えないようなメンツが揃っていた。
恐るべしハーバードパワー。さて、この投資が今後の米中関係にどう影響するのか。