Trip to Manila

昨年のハバナに続き、今年の新年はマニラで迎えた。
感じたこと、思ったことを忘れないうちに書き留めておきたい
・観光地としてのマニラは不合格
31日からほぼすべての観光施設がシャットダウンされた。
観光客向けのインフォメーションセンター、
マニラ市内唯一の世界遺産を含め、皆CLOSEDのプレートをぶら下げていた。
さらに不可解なのは、市内の旅行会社、スパ、しまいにはホテル内のレストランまで休業した。
新年という世界共通のビッグイベントに対する施策を放棄するのは、
観光業からは足を洗いましたというメッセージを発したいとしか思えない。
ちなみにハバナでは国営の観光施設含めてフル稼働だった。
・貧富の差はほぼ種族の差とイコール
マニラ市内のマカティ地区を除いて、市の中心部でも、街の歩道を歩くことは危険な香りがした。
特に夜中に一人で外に出ることは相当な勇気が必要だった。
すでに廃業となった商店がそのまま数年間も放置され、
空き地はスラム化し得体のしれない浮浪者が住み着き、
ゴロゴロしているホームレスが、Happy New Yearと言いながらお金をせがんで来る。
コンビニを含めてすべてのお店には散弾銃を持ったガードマンが立っている。
ホテルに帰るには、タクシーが金属探知機で爆発物のチェックを受ける必要がある。
一方マカティでは、カルフォルニアを彷彿させるショッピングエリアに、
広大な敷地にゲート付きコミュニティが広がっている。
貧富の差から治安が悪化しており、さらに拍車を駈けているのは、
パッと見ほとんどの富裕層は、中華系なのだ。
実際富豪リストのTOP5はすべて中華系。
最近フィリピンへの英語留学が流行っているそうだが、
僕が接したほとんどの人は、英語を満足に話せなかった。
もちろん東アジアの他の国よりはよっぽど話せるのだが、
基本的にタガログ語を母国語にする人が大半だろう。
唯一流暢な英語が耳に入ったのは、マカティのインターコンチネンタル
そしてSM Mall of Asiaに入っているIMAXシアターだ。
種族の壁が言語の壁につながり、それが貧富の差につながっているのではないか
・安定した社会は民主主義よりも経済に寄与
60年代は、フィリピンはアジア第二の一人あたりGDPを誇っていた。
それがいまではブータンより一位上の世界123位。
一人あたりGDPが一万ドルを超えるまでは、
民主主義よりも安定した社会が大事なのではないか。
[世] 一人当たりの名目GDP(USドル)の推移(1980~2011年)の比較(フィリピン、中国)

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