Hottest movie in China

友達と会うと必ずある映画の話になる。
中国の映画スターが総動員されている映画に関わらず、途中で熟睡することが可能らしい。
一方で、歴代映画興行成績一位(3000万人)の達成が確実視されている。
映画の名前は、建党偉業。
中国共産党創立90周年を記念した映画だ。
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共産党は8000万人の党員がいるが、その大半は動員されている。
それに加えて各地の国有企業、公務員も無料でチケットを配布されている。
さらにトランスフォーマー3等の障害となり得る映画の公開は無期限延期となった。
さすが、「偉大、光栄、正確な中国共産党」
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iCloud, Cloud center in Chongqin

Steve JobsのKey Noteスピーチを見る。
今回は特に顕著だが、Appleはテクノロジーではなく、
顧客インターフェースで勝負しているのだ。
R&D費用は、SONYの約半分。
今回のフレーズ「It just works」が表しているように、
Appleは一から技術を起こしているのではなく、
既存技術を斬新な顧客体験、ビジネスモデルに応用しているだけ。
Facebookだって、Twitter、グルーポンだって、技術的にイノベーションがあったわけではない。
僕が思うに、シリコンバレーのVCでは、
根本的な技術革新が生まれるほどの資金を投入できないのではないか。
それ故、クリーンテックとか、本質的な技術革新が必要な分野では苦しむ。
一方、地球の反対側では、重慶市が6,000億円を投入して、世界最大のクラウドセンターを作っている。このセンター内では、中国政府の検閲は一切無い。
まっさらな土地に作っているので、コストが圧倒的に低い。
シスコ、IBM等Top Tierのほとんどの会社はすでに進出を決定。
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ちなみに、数年前重慶市がはじめた、世界ノートパソコン製造センター計画は順調に進んでおり、あと3年もすると、世界の33%のノートパソコンは重慶で生産される見込みだ。
北京も、上海も似たような計画を中央に提出し、
選ばれた計画が圧倒的な投資を受ける。
言わば、中国政府が巨大なVCで、地方政府が起業家と見ることもできる。
インターネット、GPS等の発明が、米軍の研究機関から生まれたように、
基礎研究から巨額な投入が必要な分野は、官の関与が必要不可欠なのではないか

Cooking Class

会社のイベントに参加して、料理教室でパンを作った。
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思ったこと
1) 自由度が少ない
一つのチームに、一名の先生がついて、
その方の指示に従って粛々と進めていく。
箸の上げ下げまで管理されている感じで、
個人の創造性を活かす空間が全くない。
修行的な要素が濃く、楽しさが感じられない。
2) 再現度が低い
材料、設備すべてを事前に用意されており、
自分で一から用意すると恐らく3倍くらいの時間は掛かるのではないか。
一方的に教師の指示に従っているだけなので、
ほとんど作り方が頭に残っていない
3) ネットワークを形成するという観念が無い
僕の仮説として、料理教室友達でコミュニティが形成し、
それがスイッチングコストを高める、というものがある。
なぜかこの教室は、メアドを含める一切の個人情報を要求してこなかった。
ABCクッキングが成功した理由がよく分かったし、
まだまだポテンシャルのある業界と感じた。

US$123 billion

昨日中国科学院から発行された報告書によると、
1990年以降約16,000から18,000の政府高官、
警察官、検察官、政府機関の高官、国有企業の高官、
海外組織の担当者が海外に汚職で得たお金を持って逃亡したとのこと。
その金額、合わせて8千億人民元、約1,230億ドル。
単純計算で一人当たり約6億円。
リーマンショック時、世間で騒がれた中国の大型景気刺激策は約45兆円を投資。
これの実に倍に当たる約100兆円が海外に持っていかれた計算だ。
中国の奥は深い。

Buy a toilet in Shanghai

友人と新天地近辺のスペイン料理屋でご飯を食べる。
「上海の女性はマンションを持っていないと結婚してくれない」的な話を流れの中で、「まぁ、仕方ないから立派なトイレだけでも買うか」と冗談で言ったところ、「トイレも無理だよ」とあっさり否定された。
上海のマンションは平均でも1平米3万元を超えており、新天地近辺では18万元1平米まで上がっているらしい。5平米のトイレを買うとしても、なんと90万元。日本円にして1,200万円。しかも使用権は政府にあり、70年後には回収されてしまう。
トイレですら持っていない僕は、上海女性には見向きもされないだろう。

Trail Running

昨日初めてトレイルランを走った。山登りを走り抜ける競技という風に僕は理解している。
2007年のロスマラソン以来、毎年3回以上は走っているわけだが、
大体タイムも分かってきたし、どのタイミングが苦しいかも予想がつくようになった。
それではあまり面白くないので、未知への挑戦と意味も込めて、21キロ山道を走った。
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マラソンと比較すると
1)後に下がれない
マラソンは自分の体力、天気等と相談しながら、
自分に一番適したペースに調整して走れる。
しかしトレイルランは、細い山道を走るため、
走るスペースが一人分しかなく、周りと同じスピードで走るしかない。
大体休日に山奥で山道をダッシュで走ろうと思うやつは、
結構足が速い人が多く、下り坂をおりるときはスリル満点だ。
どんなに体力が無くても、やりきらないと行けない。
より自分の限界を超えやすいといえるかもしれない。
2)精神的に辛い
山道だから1キロあたりの標識など当然無い。
いま自分が何キロ走っていて、それが全体の何%で、
あと山をいくつ越えないとダメなのかが全く分からない。
高度差の関係で、ペースも一定ではないので、推測も不可能。
唯々体力が消耗されていくなか、ゴールが見えないのは心細い。
ちなみに、給水所も少ないので、水を背負って走る必要がある。
水がいつ切れるのかとどきどきしながら走っていたので、平地に戻ったときは本当にほっとした。
トレイルランの最高峰は、富士山を登って下る42キロのコース。
来年あたりには挑戦してみたい。