Academic-industrial alliance

産学連携と題されたゼミ合宿に行ってきた。産業側は、山口防府のアミノ酸工場、大学は一橋の管理会計ゼミだ。産学連携と書くとすごそうに見えるがそんなことはない、至って普通の工場見学だ。
まずびっくりしたのが、田舎の夜の早さ。10時はほとんど店は閉まっており、11時もなると営業しているのはファミレスぐらいだ。東京に比べて、3時間ぐらいは早いと思う。これが経済に対するインパクトは意外と大きいはず。
原因としていくつかの仮説が考えられる。
1、都心の人間も、田舎の人間も一定割合で飲みに行くのだが、深夜までお店をやるには、ある客数のクリティカルマスを超える必要がある。人口11万の防府市は、そのクリティカルマスを超えられなかった。
2、都心の人間はなにかと忙しくて、そもそも寝る時間が遅い。なので、アフターも自然と後ろにずれる。
3、飲み好きの人間は、都心に集まるw
飲みとの関連だが、お酒が入ってくると社員さんの成果報酬に対する愚痴が多く聞こえた。そもそも日本企業が成果報酬を導入し始めたのは、バブル崩壊以降だが、そこには日本仕様にカスタマイズする努力があまり見られない。その結果、労働者の労働意欲を促進するどころか、日本独自の社内情報交換システム、人材育成システムを壊してしまった。先週厚生労働省から発行された、「平成20年版 労働経済の分析-働く人の意識と雇用管理の動向-」は、成果報酬は人件費削減に過ぎないと結論付けている。成果報酬に限らず、日本の経営システムの良い点は残していく必要があると思う。
最後にちょっと工場の話を。広大な敷地に膨大な数の工場があるわけだが、一つの工場を回るのにも20分はかかる。その一つの工場を、なんと社員1名で対応しているそうだ。業種にもよるだろうが、工場の自動化がここまで進んでいるとは思わなかった。現在人件費が全コストに占める割合は、1割程度とのこと。それでも東南アジアで工場を作ったほうが人件費の削減ができるということだから、東南アジアの破格の賃金の安さがよくわかる。

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