Chinese New Year

1月1日がお正月だと思っている人は多いが、必ずしもそうではない。ヒンズー暦、イスラム暦、太陰太陽暦、太陽暦などなど、それぞれの正月は大きく異なる。中国の旧正月もその一種で、今年は2月7日だった。
中国では旧正月のほうがよっぽど重要で、全世界規模で帰省ラッシュが起きる。今年は延べ20.42億人の移動があったらしい。僕もその一人として、久しぶりに中国で旧正月の雰囲気を味わった。
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よく中国の文化について聞かれるのだが、日本よりもアメリカに似ていると思う。アメリカ人の思考の根底には、プラグマティズムがある。実用的なものなら何でも取り入れる、そこには年功やブランドの差がほとんどない。中国も伝統的にこのような考え方が一つのメジャーな考え方であったが、マルクス主義の影響でかなり一般市民に浸透したと思われる。
哲学上はともかく、感覚的にプラグマティズムと宗教は相容れないものだと思う。プラグマティズムにとって宗教は、カウンセラーとほとんど同じなのではないか。だが、アメリカと同じく中国も宗教の影響が根強い。アメリカ人の95%は神を信じ、3分の2以上が教会に属し、37%が献身的なキリスト教徒を名乗り、進化論を信じる人よりも天使の存在を信じる人のほうがかなり多い。もし儒教を宗教とみなすならば、中国人の生活スタイルは強く孔子の教えに影響されていると言えるだろう。
さて現在の両国に目を向けてみよう。経済システムはどんどん近づいてきたが、政治面では正反対の方針をとっている。一方では、徹底した二党制民主主義;一方では、共産党による一党独裁。中国で7時のニュースを見ると、国家幹部がどこどこを視察したなどのニュースが延々と流れる、北の将軍様の映像と根本的な変わりはない。外の世界から見るとかなりの違和感を感じるだろう。
しかし本気で共産主義の実現を思っているのは、中国13億の人民を探し回っても一人も見つからないだろう。中央の幹部を含めてだ。これは北との本質的な違いで、中国人の多くは「中国特色」のある共産党専制はいまの中国に最も適した制度だから、それを支持しているにすぎない。来るときがくれば、中国共産党は甲と乙に別れ、何事もなかったように二党制民主主義へ移行しても、僕はなんら不思議に思わない。
余談であるが、中国のアマゾンからPCソフトを注文するのはお買い得だ。日本への輸送費を入れても、日本の5分の一で購入できる。もちろん正規品で、言語バージョンが中国語なだけだ。今後一度試してみたい。

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