Subprime lending

Canicula のニュースの視点 Vol.1
インターンでずっと書く時間がなかったが、投資銀行でインターンしている自分として、市場をにぎわせているサブプライムについて、ちょっとした意見を書きたい。
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サブプライムっなに?という方は、こちらへ
僕が思うに、サブプライムによる一番の問題は、資金の流動性が途絶えたことにあると思う。資本経済の大原則として、資金が自由に流動することを確保することがある。しかし、今回の問題では損失が大きいファンドから次々と投資家へのレインバースをストップした。これは投資家がもっとも恐れることであり、彼らは持っているすべての資産をキャッシュに変えようとする。結果的に、世界同時株暴落につながった。円キャリートレードの問題も重なり、海外投資家にとってはまだ日本の株は下がっていないのと同然だから、明日の東京市場はさらに下がるだろう。
金融の世界において、プレミアムの乗せるためには、リスクを取る必要がある。以前の世界では、銀行が住宅ローンを貸し出し、リスクを取る代わりにそれなりの利子を貰っていた。しかし今回、ファンドが使った手法はABS(アセット・バックト・セキュリティ:資産担保証券)の一種。金融機関が負担すべきリスクを、なにも知らない投資家に負担させた。金融機関は絶対安全な手数料だけを吸い取ろうとした。このおかしな乖離が問題を生み出す。
最近のはやりで、何でも金融商品化する流れがある。それによって市場はより理想の状態に近付けると主張する人もいる。しかし、それは金融商品の取引も理想の状態で取引されているという前提のもとでだ。金に目がくらんだファンドは、若干目を覚ましたほうがいいだろう。

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