Mexico

僕はいまメキシコにいる。正確に言うとメキシコからアメリカへ帰る飛行機の中にいるのだが、気分的にはまだメキシコだ。
アメリカに来てからというもの、多忙な生活を送っていた。充実しているか、なにかを学び取れたかは別として、とにかく忙しい。LAマラソンを5時間20分で完走したり、日清USAの企業訪問をしたり、バレーボールをしてみたり。スケジュールがすでにスタッフに決められているから、与えられたミッションを淡々とこなしていくしかない。自分で物事をじっくり考える時間はほとんどないし、自由に行動できる時間はもっと少ない。こんな状態に思わず疑問を抱いてしまう。それでもベストの選択肢は、残りのプログラムを全力でこなすことだろう。
プログラム参加前にいくつかの目標を立てたのだが、最も難しいのはやはりチームマネージメントだろう。自分と全く違う人間と一緒に、決められた時間の中でできるだけ高いパフォーマンスを出すのは至難の業だ。実際にプロジェクトをこなすとき、いままで学習した理論は力を失ってしまう。唯一の学習方法は、出来るだけ多くのプロジェクトを実際にこなし、そこから経験を得ることだろう。
メキシコについて若干書こう。メキシコは僕が思っていたよりも遙かに近代的だった。裏を返せば、それだけ完成されていて楽しみがないということにもなる。街の至る所にグローバル企業の広告があり、世界的なフランチャイズが氾濫している。地下鉄も整備されているし、国民の民度も高い。だが、迫ってくるような熱気はない。僕の中では、ラテンのソウルといったところだろうか。
しかし、メキシコの貧富の格差にはびっくりした。所得の低い60%の人たちは、全体の1%の富しか握っていないらしい。メキシコ人から聞いた話なので、どこまで正確なのかわからないが、たぶん本当なのだろう。しかし、町中を見る限りそんなに所得の低い人はいなかったと思う。ホームレスもほとんど居なかった。メキシコシティなどの大都市は比較的裕福な人が集中しているのかもしれない。
今回メキシコに来た主な目的は、現地の大学生とジョイントベンチャーを作ることである。メキシコ学生の知的レベルはともかく、経済レベルにはびっくりした。私立大学の文系学部でも一年の学費が日本円でおよそ150万円。身につけている物や普段の金使いを見る限りは、かなりの金持ちだと思われる。学校の内部の設備も相当整っていて、僕の大学のレベルを遙かに超えていた。緑化や彫刻などの面を総合的にみると、日本でこれほどの大学はないと思う。肝心のジョイントベンチャーだが、僕のチームは見事に優勝した。自分がリーダーになってから初めてのビックイベントだったので、正直うれしかった。
最後にいくつかの写真を載せよう。
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