Road to India, Nepal and Korea Part.2

旅は下落合から始まった。いつも乗っている電車なのだが、敢えて悲壮な感じを出し気分を高揚させる。その結果、西武線の切符をなくしてしまいスカイライナーに乗り遅れそうになった。切れ味の悪い出発だ。
電車の乗り込むと前の席に若い女性二人組みが座っていた。この二人は成田に着くまでの一時間の間ひたすら化粧をしていた。どこの国に行くのだろう。
おいしい機内食を食べている間に、無事ソウルへ到着。あまりにも日本っぽくてびっくりする。
パスポートを取り出して入国審査へ向かう。普通に通過できると思いきや、入国審査官の表情が非常に微妙だ。英語で彼に、僕は日本で韓国大使館に問い合わせて、その回答はビザが必要ないということを説明するが、伝わっている様子が見られない。彼は何本か電話をかけた後、あっちの部屋にいけと命令する。その部屋には、制服を着たひとが5,6人。僕のパスポートを囲んで韓国語で議論し始めた(けんかしているようにも見えた)。そばで待っている僕はたまったもんじゃない。会話の進展が全く分からないので、いまにも強制送還を言われるんじゃないかとびくびくしていた。5分間(30分に思えた)ぐらいたった後、ビザは発行されパスポートに意味不明な韓国語をいろいろ書かれた。スリリングな入国だった。
空港を出て、リムジンバス乗り場待ってると、ちょっとおしゃれな男性がしゃべりかけてくる。旅先出会い第一号だ。
旅先での人との出会いは、国籍を問わず無数にある。それは、旅を面白くする要素であり、あるいは、それが旅の楽しみの本質なのかもしれない。出会う人により、旅は良くも悪くも大きく左右される。普段の日常生活では、僕の身分はすでに決まっている。しかし旅先では、その身分と関係なしにぼくは自由に自分の身分を決めることができる。ほかの人がセーブしたRPGゲームにロードするように。旅先で出会う人にとって、私はひとりの個人としての、ただその場に存在する限りにおいての「私」だ。それ故、その出会いは援助交際のようにもろく、氷の彫刻が解けるごとく消えていく。
彼はほかの二人と旅をしていて、みんな面白い人ばかりだ。
彼自身は韓国人で(今回の旅行で東アジアの人の国籍をあてるのがいかに難しいかよく分かった)、日本語と中国語を流暢に話す。イタリアへアイスクリームの勉強をするため留学を準備しているとのこと。隣の日本人女性とは中国のウイグルで出会ったらしい。彼女は去年世界一周を果たしたそうだ。もう一人の男性はイスラエル人で、日本でコピーの高級バッグを売りまくって逮捕され、いまは再度ビザを取るため韓国に来ていると説明してくれた。
バスがソウルの中心街に着くと、彼らと別れを告げ予約していたホステルへ向かう。
夜焼肉を食べようと思って、ホステルの周りを散歩していたら、客引きのおっちゃんに強引に中に連れて行かれる。おまけにほとんど注文していないのに山ほど料理が出てきた。おいしかったし、そんなに高くなかったから結果的にはよかったけど。
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その後タクシー(ソウルは交通費が安いのがうれしい)で東大門へ。ソウルで最もにぎやかな市場である。溢れんばかりのエネルギーに圧倒される。
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ブラジャー専門店
ホステルに帰り、欧米人と語り合う。英語のありがたさをしみじみ感じる。みんなさきほどの三人組に負けないぐらいおもしろいだが、彼らの紹介は割愛することにする。

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