ゼロ金利

今日久しぶりに通帳記入をしたら、利息が3円増えていた。日本でお金をため始めてから、ぼくの中ですっかり利息と言う概念が消えてしまった。なんせ、日本は数十年間もゼロ金利政策をやっているのだから。
諸外国を見てみよう。アメリカは2%、オーストラリアは5%、中国は2%、英国は4.5%、ニュージーランドはなんと7%。日本は先進国の中ではもちろん、世界的にも例を見ない金利政策を行っているのだ。
日本銀行は、ゼロ金利政策は景気回復のためで仕方がないと言っている。しかし、この数十年間ほかのいろんな国でも不況があったにもかかわらず、どこもこのような政策を長期にわたって実行したりしない。またゼロ金利政策が始まって数十年もたった今、景気はやっと上向きになってきた、これは本当にゼロ金利のおかげなのだろうか。
原因は他にあるとぼくは考える。ご存知のとおり、バブル崩壊で日本の大手銀行は大量の不良債権を抱えることになった。私たちに渡されるべき利息は、不良債権の穴埋めに利用されたのである。軽く見積もっても、数十兆円はあると思う。銀行はただでお金を借り入れて、それを10%ぐらいで貸しているのだから、儲からないわけがない。なのに国民のお金でこの数十年間不良債権を処理してきたくせに、不良債権の処理にめどが立ちましたと威張っている。
なぜ政府は銀行をここまでして守ろうとするのだろうか。バブル崩壊のとき、潰れてもおかしくない銀行はたくさんあったはずなのに、それがぬけぬけと生き残っている。そんな銀行はたとえ不良債権の処理が終わっても、利益が出る体制にないのである。そもそも、政府が金融業を過保護するので、日本の金融業は先進国の中で異常に弱くなってしまったのだと思う。政府主導で成功した産業があるのだろうか。
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日銀の福井俊彦総裁は、今日「適切な時期に、適切な水準へ金利を設定していかなければならない」といった。早く適切な時期になってほしいものだ。

偉人と凡人

ウィトゲンシュタインはこういった。「歴史が私にどんな関係があろう。私の世界こそが、最初にして唯一の世界なのだ。」
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「純粋理性批判」の冒頭で、カントは言い放った。「私はおよそ、形而上学の課題にして、この批判(形而上学が無用)において解決されなかったもの、あるいは、その解決に少なくとも手がかりが与えられなかったものは、ただひとつないはずである、と敢えて言おう。」
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こんなすごい言葉はぼくが一生考えても言い出せないだろう。考えるとかそういう問題じゃないのだ。そもそも次元が違う気がする。ぼくみたいな凡人と彼らの間には、越えられない壁が存在する。彼らのことばだけを聞くと、まるで神の言葉のようだ。とてもまねできない。
ちなみに明日はソクラテスが毒を飲んで死んだ日らしい。彼の妻は悪妻として有名なので、それにちなんで、明日は悪妻の日ということになっている。やっぱり、偉人も妻には弱いのか。

今後三年間の戦略について

ビジョン: 戦略系経営コンサルタント。
現状: できてそうで、実は平凡な学部二年生。
戦略=どうやってこのギャップを埋めていくか。
まず、コンサルになるには何が必要となるのかを調べてみた。
1. 聞き上手、人に対する好奇心、信頼される人柄、説得力。
2. 客観的にものを見る力、問題解決力、論理力、ビジネスに関する知識。
3. 精神的なタフさ。
4. 語学力(英語)。
それぞれに対して、対策を練る。
1. これは営業全般に関していえることであり、ビジネス以外の場面でも力を発揮するスキルである。これは鍛えるのは、実践が一番であって、教科書上では絶対マスターできない。それゆえ、いまのパソコン販売のバイトで徹底的にセールスの練習をする。また、積極的に知らない人に話しかける、特に自分とタイプが違う人間にだ。そこでできた人脈も貴重なものとなるだろう。
2. これに関しては、理論と実践の二本柱でやっていきたい。理論的には、2年生の間一橋経済学部の授業を生かし、3年生の時にはがんばって商学部のゼミに入り、基礎体力を付ける。また、実験やワークショップを重視する。そこで得た知識をいまやっている中国語学校の経営に実践的に生かしてみる。もしうまくいかなかったら、フィードバックをもらって理論を参照して改善に努める。
3. 自分から自分を限界まで追い詰める。使えそうな時間をすべて使い切る。がんばらないといけない状況にする。そういう雰囲気のコミュニティに行ってみる。
4. 毎日こつこつ勉強する。目標としては、2年生の終わりごろにTOEIC850点以上を取りたい。しゃべれる英語よりも読み書きできる英語に重きを置く。
そして最も重要なのが、自分の目標を常に頭の中でイメージして、それに向かってひたすらがんばることである。

株は企業の資金調達源なのか?

今日ひとつ素朴な疑問が浮かび上がった。株価が上がると、企業に入るお金が増えるのだろうか。そんなの当たり前だと思っていたが、少し考えてみるとおかしいと気づいた。
たとえば、Aさんが1000円でX社の株を100株買う。それが1200円になった時点で、Aさんはそれをすべて売却する。それをBさんが1200円で買う。この中で、Aさんは200円の差額を儲け、証券会社は手数料をもらう。しかし肝心のX社は何も得ていないじゃないか。株は動かぬ資金であり、それを企業に対して払い戻しを要求することは不可能だ。だから、人に転売するしかない。だがそれだと、企業は新規に株を発行しない限り、お金が入ってこないことになる。
学校で経営、経済を学んでない僕の上の議論は間違っている可能性大だ。ぜひとも指摘してほしい。もし上の議論があっているとすると、株価の上昇は間接的に企業に利益をもたらすのだと思う。一般的に市場価値が高いとなんとなく企業がすごそうに見えるし、新たに株を発行するときも買い手がすぐ見つかる。しかし、それだったら社債でもいいのではないか。たしかに株のほうが一種の広告とはなるが、資金調達の観点から言うと社債も全く問題ないような気がする。

お茶の水大学

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ご存知のとおりお茶の水は女子大だ。その女子大に今日行っていた。別に壁からよじ登って入ったわけではない。お茶の水は僕の大学となぜか単位交換制度があり、それを利用しているのだ。その制度はかなりマイナーで、一年間に利用する人は一人か二人。僕はチャレンジャーということになる。
女の子がいっぱいいるから楽しかったと言いたいところだが、正直なところ本当に居づらかった。構内で歩いていると、周りの女の子の視線を感じる。「なんでお前がいるんだよ」みたいな視線だ。まるで火星人が来たような感じだ。教室に入ると、みんながこっちを見てくる。動物園のパンダじゃないのに、何が珍しいのだろう。しかも、あきらかに僕に関する話で盛り上がっている。
さて、本題に戻そう。ぼくがお茶の水にいきたいのは、主に土屋先生の授業が聞きたいからである。土屋先生は結構有名な哲学者、エッセイを数多く出している。彼の授業は単位交換の一覧に入っていないので、名目上はその次の心理臨床学を取っている。もちろん、土屋先生の授業はもぐるつもりだった。しかしだが、教室の前に行った時これはないと思った。教室がすごく小さい部屋で、しかも大きい円形の机しか入っていない。これじゃ、もぐると言うよりも特攻隊だ。しかたないから、教室の前で先生を待ってちゃんと頼んでみようとする。これまた、先生が来ない。土屋先生は遅刻で有名なのは知っていたが、30分を超えるとあせってきた。また教室の前に立っているのはかなり怪しいので、いい気分じゃない。実際段々胃が痛くなってきた気がした。結局休講の情報が手に入り、次の授業で待ち伏せすることに。
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ここで一時間近くは待った。
結論として土屋先生快くぼくらの要求を飲み込んでくれ、授業に出れることになった。すごい先生はやっぱり違う。すごいやさしいし、こちらの話を真剣に聞いてくれる。あとで、知ったのだがそれは授業ではないなく哲学科のゼミらしい。人生初のゼミデビューだ。
がんばってあそこの環境になれていこう。

時間割

今日始めて一橋で授業を受けてきた。一限が8:50はキツイ。起きるのに一苦労。うれしかったのは、中央線が意外にすいてることだ。往復あわせて、座って本を読める時間が確実に90分以上ある。
大雑把な時間割を書きます。僕を探すときに役立ててください。
月曜 午前一橋 午後東工大
火曜 全日東工大
水曜 全日一橋
木曜 午前一橋 午後お茶の水
金曜 全日東工大
正直自分が何大生なのかよく分からなくなってきた。中国日本についてもそうだが、自分は帰属意識があまりないのかもしれない。

○○先輩

今日新学期になってから初めてサークルに顔を出してみた。ちょうど新入生がいっぱい来ていて、はじめて合唱というものを指導してみた。一番びっくりしたのが、○○先輩と呼ばれることだ。転校を小学校から繰り返してきた僕は、ちゃんとした先輩として扱われたことがない。聞き心地は悪くない。新入生が僕に対する言葉遣いも丁寧だし、態度もなんとなく遠慮している。
ここでひとつの疑問が浮かび上がってきた。僕は本当にこんなに尊敬されていいのだろうか?今の僕は一年前の僕より、合唱力、人間性、知識のいずれの面においても進歩はあったと思うが、格が違う人間ではないはずだ。今年の新入生でも、僕より優れている人はいるはず。単なる学年、年齢だけで人を判断する(される)のは非常に危険だとおもう。
ここで思い上がって、先輩気分に浸ってはいけない。もちろん必要なところは指導するが、基本的に一友達として接していき、自己の成長に心がけていくつもりだ。

ハウルの動く城

ハウルの動く城
オリジナルアニメ -名作
2004年日本
監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
音楽:久石譲
製作:スタジオジブリ
声優:倍賞千恵子 、木村拓哉
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夢とファンタジーという言葉はこういう作品のためにあるのだ。映画は現実からできるだけ架空に持っていくものだが、アニメはすべてのすべてが想像力で成り立っている。細部まで宮崎ワールドが全開だ!
こんなに先の展開が読めない映画も珍しい。驚きの連続で、いつの間にかもう終わっていた。子供たちにこの作品を見せてあげたい。
個人的に、あの犬が一番気に入った。

一橋大学

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今年から四大学連合という制度を利用して、一橋大学でも勉強することになった。両方の学生証をもらって、両方の授業を受けるという画期的な制度だ。本格的に経済や商学を勉強したい僕にとっては本当にありがたい。
先週早速一橋に行ってみた。教務課に行こうとしてうろうろしていたら、新入生と勘違いされて数多くのサークル勧誘を受けた。やっと教務課にたどり着いたら、僕の前に並んでいた東工大生はみんな普通に東工大生と思われたのにもかかわらず、僕だけ外大生に勘違いされた。僕は理系っぽさが足りないのだろうか。そこで、かなり分厚いシラバスをもらう。二つの大学の授業を両立するというのは至難の業で、いまだにがんばって時間割を作っている。
全体的に一橋のほうが、一般的な大学の感じがする。自由でのどかないい雰囲気だ。周りにはTSUTAYA、紀伊国屋、食べ物屋さんなどが多数ある。敷地は東工大に比べたら小さいが、建物は時代を感じさせてくれる。それになんといっても女の子が多い。
この二週間ぐらいは、一橋の友達を作ることに力を入れたいと思う。ビジネス系のサークルに顔を出してみよう。

A LETTER TO TRUE & LAND OF PLENTY

トゥルーへの手紙
A LETTER TO TRUE
2004年 アメリカ 78分
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■監督・脚本・ナレーション ブルース・ウェバー
■ナレーション ジュリー・クリスティ / マリアンヌ・フェイスフル
■出演 TRUEをはじめとするゴールデン・レトリバー / ダーク・ボガード(記録映像) / エリザベス・テイラー(記録映像)
ランド・オブ・プレンティ
LAND OF PLENTY
2004年 アメリカ/ドイツ 124分
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■監督・原案・脚本 ヴィム・ヴェンダース(『パリ、テキサス』『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』)
■脚本 マイケル・メレディス
■出演 ミシェル・ウィリアムズ / ジョン・ディール / ウェンデル・ピアース
最近映画を見ることが多い。二つの利点があると思う。ひとつは自分を未知の世界にワープできること、もうひとつは英語の勉強になること。英語の勉強は言い訳ではない、実際僕のリスニング力は昔に比べてかなり向上している(その大半はアイルランドのお陰かもしれないが)。
A LETTER TO TRUEは犬と言うキーワードを使って、ベトナム戦争から911までの映像をつなぎ合わせた作品だ。俳優らしい俳優はないし、ストリーもない。そのなかで、911以降のアメリカでのリベラルとナショナリズムの衝突が感じられる。キング牧師の力強い言葉、レノンとヨウコの”War is over…, if you want”。そしてブッシュの言葉。すごく変な考えだと思うが、この映画を見終わったら、犬が私たちの神のような気がしてきた。
LAND OF PLENTYの作品自体もなかなか興味深いが、ぼくはサントラがとても気に入った。アメリカ映画(ドイツとの合作だが)にしては珍しい、シックでマイルドなラインアップだ。今度CDを借りてみよう。